当ブログにも書いているように、みんなのクレジットへの貸付は、金融庁の行政処分による業務停止命令により失敗に終わった。

現在弁護士に紛争解決を依頼しているが、弁護士費用の事を考えると、思いっきり損切りである。

信用のならん相手に金を貸すと、碌な目に合わないという事がよくわかった。

ソーシャルレンディングなんてロクでも無いものなのだが、以下のニュースを見て気になる事があった。

メルカリで現金売買、なぜ？と話題に⇒「マネー・ロンダリングに繋がる恐れ」として出品禁止

 

こんなクレカ枠の現金化が流行るほど、世の中少額のお金で困ってる人沢山居るの？

もし本当にお金に困っている人がいるなら、少額なら助けてあげられるかな？と思い、個人融資情報関連のサイトを調べてみる事にした。

 

「個人間融資　掲示板」等のワードでぐぐると、いくつかのサイトがヒットし、そこにはお金に困っている人達の「お金貸して！」という投稿が溢れていた。

お金を貸したい人は、掲示板の応募ボタンを押して、フォームに投稿すると、相手に融資案内が伝わるという仕組みだ。

一見すると、沢山困っている人達が居るように見えるが、実はこれが罠だった。

なんと！お金を貸そうと思って相手に連絡しようにも、実はフォームに投稿しても、相手に送られない仕組みなのだ。

これは出会い系サイトが絶対に出会えないのと同じ仕組みである…もしかして単なる詐欺サイト？情報抜きが目的？

 

応募フォーム形式のサイトはダメだと早々に見切りを付け、直接相手のメールアドレスが表示されているサイトで、借り主にコンタクトを試みた。

適当アドレスでメールが届かない相手も多かったが、何通かはちゃんと相手と連絡が取れた。

が、そもそもこんなサイトに頼ってきている借り主なんて、信用度ゼロなので、例えお金を貸しても返ってくる可能性なんてほぼゼロだ。

だからこちらとしても、貸すためにいくつかの条件を伝えたのだが、ほとんどの相手が人の事を詐欺呼ばわりで、全く融資が成立しない…なにこれ？

ヤミ金に追い回されて、思考能力が低下しているのだろうか？

なんにしても、いくら融資を申し入れても、こちらの事を詐欺呼ばわりで、とにかく金よこせしか言ってこない。

人の事を詐欺呼ばわりする以前に、自分が詐欺師じゃないと証明する方が先だと思うのだが…借りる側はほとんど詐欺か？

結局100人ほどを相手にしたが、融資は一件も成立しなかった。こんな連中相手にしても時間の無駄としか言いようがない。

単に闇金と詐欺師が金の奪い合いをしているだけの市場とも言える。

 

個人間のソーシャルレンディングは、過去にmaneoが行って見事に貸し倒れ続出で大失敗に終わっている。

個人間でお金の貸し借りの需要はあるのだが、借り主の信用度が低すぎて、ビジネス化は難しいのだろう。